塾なし受験の始まり①~何気なく始まった~

何気ない始まり

始まりは突然、何気もないことだった。

長女が1年生になるタイミングで妻が産休に突入にした。

学校から帰宅して勉強を教えることが続いた。最初は親の気まぐれであったり、趣味みたいなものでスタートした。マンツーマンで教えることで、親と子供の距離がより縮んだような気がしていた。子供からすると親を独り占めできる嬉しさがあったのだろうと感じていました。そして成果が学校でも見えるようになり、親も子供も嬉しかった。

そのような相乗効果で勉強は親と子供の大切なコミュニケーションのひとつになった。平日は学校の宿題、勉強を教え週末の休みはストレスの発散がてら遊びに出かけるといった流れになった。

このような生活が続くにつれて、1年生の時に2年生の内容を、2年生になれば3年4年生と先に進んでいくような勉強法となっていった。なんだかんだで時間をかけてゆっくりと前進をしていった。

5年生になり、そろそろ英語の塾にでもいれようかなという話になり、英語のみ入塾へ。その時にぜんけん模試なるものをうけたら、県内で上位になった。

「あれ?ひょっとしてうちの子賢い?」って思えるようになり、もったいないから中学受験でもしてみる?と夫婦で話し合いになった。

6年生になる前の3月に中学受験の塾へ相談しに行ったら、まさか理科、社会もいることに驚いた。今まで何も考えずに算数しか教えてこなかったのであきらめようかなと思っていたら、意外にも長女は中学受験の勉強を頑張りたいと、、、、中学受験の塾には入れないで今までのまま、親が教える親塾の始まりとなった。

始まりはここから、怒涛の1年が始まった。

タイトルとURLをコピーしました